矯正歯科治療に使われる装置は、歯の状態によっていろいろです。大きくわけて、口の中だけにつける装置と、顔や頭につける装置の2種類があり、それぞれ自分で取り外せるものと、そうでないものがあります。装置には多くの種類があり、患者さんに最も適した装置を選んで装着します。
そこで、早期治療で使われる装置をいくつかご紹介します。写真で見ると「こんなものが口に入るの?」と思うかもしれませんが、慣れれば結構気にならなくなります。話すことも普通にできます。
引っ込んだ歯を後ろから押し出す装置。必要なところに細いワイヤーをくっつけて動かしていきます。
先生の指示のもと、装置についたスクリューをまわして広げていきます。
舌の当たる部分に出っぱりがあり、舌が前歯を押したり、上下の前歯の間に出たとき、気づいて引っ込めるようになっています。
針金のクルクル部分を利用して、上下の顎をそれぞれ横に広げるためのものです。
過蓋咬合の治療に使われる装置です。下の前歯だけが装置に当たるので、深い噛み合わせが治ります。
デコボコの歯並びを治すために、ブラケットといわれる装置を歯にはりつけることもあります。
出っ歯や乱ぐい歯などに用いられる装置です。上顎の発育をおさえて、6歳臼歯を後ろのほうに移動させるたけのものです。
とりはずしも自分でできますが、家にいる時に1日8〜10時間くらい装着しないとキキメがありません。
生え変わり期の受け口の治療に使われるもので、引っ込んだ上顎を前へ出すための装置です。装着時間は家にいる間の1日8〜10時間以上が基本です。