
気になる問題あれこれ
よくない歯並びをほうっておくと、見た目が悪いだけではなく、おとなになってからいろいろな問題が起きやすくなります。
そのための傾向と対策をまとめてみました。
笑顔に自信がもてない
人と話すときは、どうしても口元に目がいきます。歯並びに自信が持てないと人と話すのがイヤになったり、大きく口を開けて笑えなかったりします。歯並びの悪さをからかわれてショックを受けることもあるかもしれません。
虫歯や歯肉炎になりやすい
歯並びがデコボコだと、歯ブラシの毛先が届きにくく、磨き残しができやすくなります。そのため、虫歯や歯肉炎になりやすくなります。 また、噛み合わせが悪くて食べ物がよく噛めないと、唾液の量が減って口の中の汚れがどんどん溜まることになります。 こうなると歯の病気だけではなく、口臭の原因になることもあります。
発音がしにくい
受け口や開咬だと、サ行やタ行の発音がハッキリしなくなることがあります。
とくに外国語は正しい発音がしづらくて困ることがあるかもしれません。
肩こりや頭痛が起こりやすい
例えば、ごはんを食べる時、噛み合わせが悪いと、なんとなくうまく噛もうとして顎が不自然な動きをするので、顎や肩の筋肉に無理な力がかかってしまいます。
そのため、頭痛や肩こりなどが起こることもあります。
顎の関節が痛くなりやすい
口を大きく開けた時、耳の側でカクカク音がしたり、口が大きく開かなかったり・・・。
これが、こどもや女性に増えている顎関節症です。
悪い姿勢や精神的なストレス、歯ぎしりなどいろいろな原因がありますが、歯並びの悪さから起こる場合もあります。
消化が悪くなる
胃や腸で食べ物を消化し、栄養として体の中に取り込むには、口の中で噛み砕き、唾液と一緒に飲み込むことが大切です。
しかし、噛み合わせがよくないとしっかり噛めないだけではなく、唾液の量が減って消化されにくいまま飲み込むことになります。
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よくない歯並び(不正咬合)ってどんなもの?
不正咬合には、歯並びに問題があるものと、顎(骨格)に問題があるもの、そして両方が問題になっているケースがあります。成長とともに骨格的な問題は大きくなりやすいので、早めの相談をお奨めします。
受け口(反対咬合)
下の前歯や下顎が前に出ている状態。
上の前歯の数本が下の前歯の内側に入っている場合もあります。
八重歯・乱ぐい歯(叢生)
歯がデコボコに生えている状態。
小さな顎に大きな歯が並ぼうとした結果、起こることもあります。
開咬
口を閉じても前歯が上下で噛み合わない状態。
前歯でものが噛み切れない場合も多いです。
出っ歯
上の前歯や上顎が前へ突き出ている状態。
時には下顎が上顎に比べて小さく引っ込んでいることもあります。
すきっ歯(空隙歯列)
歯と歯の間に隙間がある状態。
乳歯のうちは隙間があるのが普通ですが、永久歯に変わってもすきっ歯なら、歯が小さかったり、歯の数が足りなかったり、余分な歯が歯と歯の間に埋もれているなどの理由が考えられます。
過蓋咬合
上の前歯が下の前歯に深くかぶさっている状態。
下の前歯が上の前歯に隠れて見えないこともあります。
交叉咬合
奥歯の噛み合わせが悪くて顎が横にズレている状態。そのため、下の前歯のまんなかのライン(正中線)がズレていることも多いです。
上下顎前突
上下の前歯が突き出ている噛み合わせ。
口元全体が前に出て、唇を閉じにくくなります。
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歯並びが悪くなる原因
歯並びが悪くなるのには、いくつか原因がります。主な原因を紹介します。
遺伝
親と顔立ちや体型が似ているように、歯の大きさや顎の形も遺伝します。例えば、父親が受け口だと、こどもも受け口になりやすくなります。
生まれつき歯の数が足りなかったり、逆に多すぎる場合も、遺伝の可能性が大きいです。
食事
逆に、生まれてからの習慣が原因で歯並びが悪くなる場合もあります。例えば、食事です。
ハンバーグやポテトサラダなど、やわらかいものばかり食べていると、顎が大きく丈夫に育ちません。
その結果、歯がきちんと並びきらなくなって、デコボコしやすくなります。
口呼吸・悪いクセ
口で呼吸していると、いつも口を開けているための歯を唇で押さえる力が弱くなったり、筋肉のバランスがくズレて、開咬や出っ歯の原因になることもあります。
また、前歯で下唇を噛んだり、片方ばかりほおづえをつくクセも、長く続けると噛み合わせが悪くなったり、下顎をゆがめることがあるので注意が必要です。
乳歯の虫歯
乳歯は永久歯がきちんとした位置に生えるための道案内役です。酷い虫歯をそのままにしたり、歯医者さんで抜いてもらったままにしていると、永久歯がナナメに生えたり、ズレて生えたりします。
そうすると歯並びが悪くなるだけではなく、噛み合わせも狂いがちです。もし虫歯ができたら早めに治療しておくことが大切です。
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